平成23年5月  N0.30


 後援会並びに支援いただきました市民のみなさまにおかれましては、ご清栄のことと心からお慶び申し上げます。
まずこの3月11日、東北地方で発生いたしました地震,津波及び原子力発電所事故によりお亡くなりになった方々に、心からお見舞申し上げます。
 2ヶ月を過ぎた今日、死者・行方不明者2万6千余名、避難者11万5千人余、行方不明者の捜索は難航しているとお伺いします。
被災地のあちこちで、復興のきざしも聞かれますが、多くの被災者の皆様には長引く避難生活の疲れは蓄積され、長期化で困難に苛まれながら、断絶された3月11日以前の日常と向き合わなければならない現実、その重さと甚大さを想うとき、私共は国難として受け止め、出来得る限りの手を差しのべ、被災地の人々が強く願う、復旧、復興を迅速に進め、被災者にとって、そして日本全国民にとっての夢と希望が持てる構想を打ち出して行くことが必要だと思います。
 私達それぞれの立場で復興へのお手伝いをしていかなければならないと、意を新たにいたしております。
 さて、今回の市議選に於きまして多くの方々のご支援により、5461票、トップ当選という身に余る結果をお示しいただき心から感謝申し上げます。
 感激で胸が一杯で、身の引き締まる思いであります。
 出陣式、個人演説会に沢山ご参加いただき、街頭演説を90余回させていただきお訴えしましたが、熱心にお聞きになり激励いただきました。
 また街宣車で廻れば地元中心市街地は勿論 遠隔地でも手を振り、声を掛け、温かい声援をいただき大変感激いたしました。
 ありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。
今回の選挙は定数が51名が40名に削減され、52名が立候補した激しい厳しい戦いでありました。
 結果として、10名の新人の方々が誕生し、新旧交代が顕著であり、共産党が全員落選するという、これまでにない結果が示され、議会の有様も変化が激しい状況にあると判断します。
 市の課題は山積しています。私はこの4年間、取組む課題として、本市の将来人口が10年で44万人が40万人に減少と諸指標が示していること、人口は都市活力のバロメーターでありますから、特に20~60才の生産人口減に歯止めを掛けることを急がなければなりません。
 その為には、基幹製造業、観光、水産業、教育(大学)の振興策とこの4分野の相互連携の推進に力を入れ、東北震災を教訓とした県庁舎移転の白紙見直し、中心市街地をまちなか再生計画推進により和華蘭町並みの顕在化とくんち伝統文化との融合、小劇場など文化交流施設建設にも力を注いで参りたいと思います。
 田上市長は「変化の時代」「市民力が必要」と訴え、諸事業を更に進化させるとして、大差で信任を得ました。これからの4年間で田上色を色濃く出し、行政手腕を発揮するものと期待します。
 私は、議会活動の中で、共産党議員がいなくなり、オール与党になったと批判されることがないように、協調すべきは協調し、正すべきところは正し、選挙で選ばれた二元代表制の機能を果たすべく、これまでの経験を生かして市政発展の為に尽力する決意を新たにいたしております。
 ご叱正をよろしくお願い申し上げます。





















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