N0.28



 後援会の皆様には、ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 日頃より、吉原孝に対しましてご支援いただき心より感謝申し上げます。
 7月11日投票の参議院議員選挙に於きまして、金子原二郎候補及び自民党候補の応援をお願い致しましたところ、長崎選挙区は、自民・前知事の金子氏が、再選を目指した犬塚直史氏に約7万2千票の大差で、当選いたしました。
 2月の知事選に示された県民の皆様の良識が、今回も示された結果だと思います。
 応援していただいた皆様に心から御礼申し上げます。
 今後は地方自治の在り方を熟知した金子氏の、知事としての経験を、国政に於ける地方主権、地方分権の確立に生かしていただくと同時に、県下各地の諸課題解決のために、縦横の活躍をしていただき、長崎の更なる発展にご尽力いただきますよう期待いたします。
 今回の参議院選は、菅首相が、「改選議席54の確保」というごく控えめな目標を掲げていましたが、実際に獲得できたのは44議席。10議席も減らすという、民主党の大敗であり、結果として、与野党逆転の「衆参ねじれ国会」となりました。
 民主党は3年前の参院選で「ねじれ国会」を実現し、「反自民」を掛け声に政権交代を訴え、国民も次第に「一度くらい政権を任せてみるか」という気分になりました。未知への期待、誇大広告並みのマニフェストへの期待などで昨年9月の衆院選でついに政権を掴みました。
 ところが一度託してみたものの、普天間基地移転問題、マニフェスト実施段階での財源探しの空前の財政危機、政治とカネ、乱暴な国会運営、空疎な発言と不統一、独善的な、党・政府への要望活動への対応等、あまりの迷走・暴走ぶりに、政権担当能力が決定的に欠如していることを、国民の皆様は叱咤のではないでしょうか。
 さて3年前の「ねじれ国会」以降、自民党政権は追いつめられ、政権を手放しました。
 今回、改選第一党となった「自民党」は報復にでるのでしょうか…。そこが政局の焦点になると思います。
 今回の「ねじれ国会」で菅首相は、政策ごとに野党と協議を迫られる、困難な政治運営を強いられると思います。
 これからの日本をどうするのか、税制、社会保障など課題が多い中で、不毛な報復合戦は政治の停滞を招き、不信を強めるばかりでしょう。政権の枠組みが、これから、模索されると思いますが、政策を、与野党が十分協議し、議論を尽くし、より良い政策となるよう、合意形成を目指す努力をすべきだと思います。
 各政党が与党と野党を経験し、議会政治は成熟して行くのではないでしょうか。ねじれ国会の成果に期待します。その中で、野党第一党としての自民党は、責任が重いと思います。
 自民党は、まだまだ変らなければならない。長期政権時代の惰性からの脱却、官僚偏重主義の打破、族議員の横暴の排除、そして国家再建のための力強い政策の提示、人材の育成《国会議員候補の公募と予備選の実施》保守政党としての明瞭な理念の構築が、必要だと思います。敵失による善戦に浮かれている場合ではないのです。
 私は、引き続き、自民党員として党の改革、再建に、努力して参りたいと思っております。
 変らぬ皆様のご叱声をお願い申し上げます。









 上記の記事を拝見し、新幹線の必要性を訴え、県市・商工関係団体・議会が一体となって政府に大使、長崎新幹線整備の要望活動を続けて参りたいと思った次第です。
 新幹線は交流人口の拡大に大きな力を発揮します。鹿児島新幹線を見れば明らかです。
 観光は長崎のエンジンです。
 これからの観光を大きく左右するのが新幹線です。
 21世紀の鉄道輸送は新幹線を中心とした時代になります。鉄道による長崎距離移動は、既に新幹線中心の時代になっています。数年後には新幹線が通る都道府県は47のうち30となり新幹線地域が大幅に増え、新幹線が交通のスタンダードになります。
 全国交通ネットワークから取り残され、産業観光振興に遅れをとって良いのでしょうか。
 東アジアの国々、韓国・中国・台湾は積極的に新幹線を整備し、高速鉄道の時代となり、これからクルーズ航路を含め東アジアとの交流を深める長崎にとって新幹線は欠かせない交通手段となります。
 これからの時代、新幹線でなければアジア旅行者も満足を得られない時代となってきています。
 西九州ルートの課題は記事に示されていますが、新幹線規格による諫早−長崎間の新線建設。これにより時間短縮効果はもちろん、長崎駅部の再開発に大きな効果はもちろん、長崎駅部の再開発に大きな効果が生まれます。
 次に肥前山口−武雄温泉間を複線化することにより新幹線の運行がスムーズになるだけでなく、普通列車の運行にも良い効果が期待されます。
 フリーゲージトレインの早期実用化に向けた技術開発を促進し、一日も早く開発目標を達成して欲しいものです。
 新幹線の建設を止めて医療や福祉に廻すべきとのご意見がありますが、新幹線には「既設新幹線譲渡収入」という新幹線にだけ認められた特別の財源があるのです。
 長崎県が使わないと現在競争中の北海道など別ルートにまわされるだけです。
 在来線の複線化の話がありますが、地元負担が多くなると共に、完成まで60年以上かかり、新幹線の方が複線化と同時に地元負担も少なく有利です。







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